顔 2
この作品は、某サイトに投稿したものですが、なんだか消されてしまったようなので、少々手直してして掲載しているものです。どこかでご覧になられた方にはご迷惑をおかけします。
僕は、強烈な興奮を覚えながらも、…この場を逃げ出したかった。
この女達は、僕と、この紙袋の女に、セックスさせようとしているのだろう。便所というのはそういう事だと思う。僕は、見せ物になるのはいいやだ。
「いやー、せっかくだけど無理」僕は素直に言った。
「あれー? 興奮しないの?」恵はよい顔をしない。
「う、うん。こ、こんな貧相な体じゃね」と、ちょっと背伸びして言った。
「じゃあ、あれ見してあげてよ」
紙袋の女は動かない。
「早くしないと、ひどいよー」真央が笑う。
「ほら、いーち」
「にー」女達が何かをカウントし始めた。
「さーん」
紙袋の女は、急に、何かにおびえたように慌ててその場に座った。そして、一瞬のためらった後、がばっとM字に開脚した。
「きゃはは」と、半分の女達が笑い、「うわー」と半分の女達がひく。
女達の騒ぐ喧噪の中、僕は目が離せなかった。女性器というのを初めて目の当たりにした。その周りにはあまり毛が生えていなかった。割れ目の上に小さなふくらみがあった。割れ目からは赤灰色の肉がはみだしていた。それは鮮烈で、強烈に僕の目に焼き付いた。
「ぉ、オナニーさせていただきます。自慰行為が大好きです。気持ちよくなりたいです!」紙袋の女は小さな震える声でいった。
僕は聞き耳を立てて集中して聞いていたが、やはりその声からでは誰だかわからなかった。
紙袋の女の公開オナニーは始めこそ衝撃的だったが(何しろ女のオナニーなんて初めて見る)、すぐに退屈になってきた。乾いてすぼまった女性器を上下にさするだけで、見てる側としては、別にどうということはなかった。気持ちいいのかどうかもわからない。女性器に変化も無い。表情も分からない。それでは、見せられるほうも困る。本人は、リンチを受けないために必死でやっているのかもしれないが、僕は、困るだけだ。
女達も退屈らしかった。はやし立てたり、けったり何かぶつけたりしたが、やはり、紙袋の女の反応は薄い。
「立った?」恵が僕に言った。
「え?!…、いや…、ぜんぜん…」
「この便所が、口でくわえたら大きくならないかな?」
「な、ならないよ!」僕は、必死に言った。こんな大勢の女の前で、僕のチンコをさらすのは勘弁してもらいたい…、そう、思うと同時に、ふと目の前の紙袋の女の心情を思った。この女だって、好きでやっているわけじゃないだろう。一人の女をこれほど屈服させるのだ、こいつら、何やるかわからない。紙袋の女だって、あざだらけだ。よほどの暴行を受けたのは簡単に想像できる。
僕は出口の方を盗み見た。その方角には、真央が仁王立ちでにやにやしている。
「いやいや、試してみたいな」恵がいじわるく笑った。
恵は、股間をさすっている紙袋の女に近寄ると、紙袋の口元を破いた。
「あ、やめて、み、見えちゃう…」紙袋の女が、わりとはっきりした声で、抗議した。
「大丈夫だよ。口だけだから」
紙袋の裂け目から、おちょぼ口が、現れた。
「もうやめて」と震える声で、おちょぼ口がいった。
口元は、鼻水だか涙だかでぐちょぐちょに濡れていた。
「ほら、いけよ」恵が紙袋の女を蹴って僕の股間に女を誘導する。
僕は、一瞬迷って、結局観念した。恵が怖かった事もあるが、やはり女の子にくわえてもらうという事を想像すると、頭の真がしびれるような興奮があった。
「誰だか知らないけど悪いね」僕は、紙袋の女に、努めて慎重になんでもない感じをよそおって、言ってみた。僕もいじめる側でいたかったのだ。いじめられてなんかいない、だって僕は平気だもの!という顔をしていた。
「じゃ、出しな」
「う、うん」僕は、チャックをおろした。大勢の前で、自分の男性器をつかみ出した。女達から歓声が上がった。
僕のそれは、大きい(と、思う)。
「なんだ、びんびんじゃん!」恵がけらけら笑いながら、それを見下ろした。
女達も僕のチンコを見て、感嘆の声を上げている。
「はじめな」恵の声は喜々として、はずんでいる。
紙袋の女は、手探りで僕のそれをおそるおそる掴んだ。僕のそれは他人に触られた事でやや反応した。冷たい女の手に、どきどきした。鼻水で濡れたぐちょぐちょのおちょぼぐちをめいいっぱい開いて、僕のを先端からくわえこんで行った。 僕のそれを!女がくわえている! 女の口の中は、柔らかかく温かかった。僕は興奮でくらくらした。女達はもう気にならなかった。
「ほらしごきなよ」恵が、紙袋の女の背中を蹴った。
紙袋の女は、棒をしごきながら先端をくわえて、窮屈な口の中でなめ回した。
僕は、その様から、一瞬も目が離せなかった。快感と興奮で体中の血が逆流するようだ。
「どう?」恵が僕に言った。
「…。い、いいよね」と、なんとか返事をすると女達がどっと笑った。
「まあ、いいや、さっき、魚肉ソーセージで練習させたんだ」
「そうなんだ。…。気持ちいいよ」
「今日、トイレ行った?」
「え? …うん」
「だってさー。奇麗にしてあげなよ」恵は、けらけら笑った。
女は、(表情は見えなかったが)恵の言葉には無反応で、僕のチンコをしゃぶり続けた。
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