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ビデオレター 婚約者へ1

 送られて来たDVDには「サトシへ」と書いてる。見慣れたカナエの字だった。

 この字で、幾度となく恋文を交わした。間違えるはずはない。

 カナエは、2ヶ月前に失踪した僕の婚約者だ。

 


 

 画面に、カナエの姿が映し出された。

 少し疲れたような顔をしている。キチンと化粧をしているが、目の下にクマがある。赤い顔をして、無理矢理笑っているような少し歪んだ表情をしていた。
 Tシャツにミニスカートという出で立ちだ。Tシャツもスカートも見覚えがあった。カナエの誕生日に、僕が贈った某高級ブランドの服だ。もったいなくて着られないと、カナエは言い、大切なデートの時にしか着なかった。僕が、プロポーズした時も、カナエは服を着ていた。僕の両親に挨拶に来たときも、その服装だった。
 つまり、僕らにとって、その服は特別な物だ。
 カナエがその服を着ている。僕はいやな予感がした。
 カナエは緊張した面持ちでしゃべり始めた。

 サトシ、ひさしぶり。急にいなくなってごめんね。心配したでしょう? 私は、大丈夫。楽しくやっているから…。ホントだよ。
 今日は、サトシにきちんと言っておきたくて、この画像をおくります。手紙でもいいと思ったけど、多分、ちゃんと見てもらわないと、サトシ分かってくれなさそうだから…。

 この2ヶ月、私ね。本当の御主人様達に出会って、いろいろな事を教わったんだ。
 フ、フェラチオとか、ホント、すごくうまくなった。

 サトシあんまり好きじゃなかったよね。やっぱり私が下手だったからかな…?。でも、今ではいろいろ教わって、私がくわえた人はみんな良かったって言ってくれます。
 み、みせて上げるね。

 画面に男が現れた。知らない男だ。長身で、顔はフレームに入っていない。

 カナエは素早くひざまずくと、男のチャックを降ろして、卵でも扱うようにそっとペニスを取り出した。

 ほら。

 カメラ目線のまま、両手で大切に支えたまだ柔らかいペニスの先を、のばした舌先で舐める。時間をかけ円を描くように亀頭に舌を這わせる。そして、おずおずと、そこをぷっくりした唇で挟む。

 ペニスは段々と力をみなぎらせていく。

 カナエは半開きの口の中にそれをくわえて、目を閉じると、ほおをすぼめて激しく首を振り始めた。男のペニスは大きく長く、とてもカナエの口に収まりきらない。カナエは喉を鳴らしながら、奥までそれをくわえこんで、それでも余った部分を両手でしごいている。

 清純で、男は僕だけしか知らないはずのカナエのそれは、半狂乱に見えた。

 5分ほど、カナエのフェラシーンが続いた。

 男の射精の気配を感じたかカナエの動きがさらに激しくなった。

 男が射精した。

 カナエは、最後の一滴まで、丁寧にしごいて口に受けた。口を開けて、口腔にたまった精液を見せながら、男を上目使いに見た。指示を待っているようだった。

 のめ、と男が言った。

  はい。

 カナエはそれを嚥下すると、また口を開けて男に見せた。

 男は、カナエの頭をなでた。

 カナエのクチマンコ便器、ご利用ありがとうございました。

 カナエは男の足下に土下座して、スラスラとそう言った。

 男はフレームから消えた。

 カナエはのろのろと立ち上がった。

 ね。サトシ、私、うまくなったでしょ。フェラチオ。まだ、うまくいかせられないオチンポ様もたまにあるけどさ。
 が、がんばってます。

 カナエは涙目になっていた。

 でね。サトシにわかってもらいたいことは、私、こういう女になったから、もうサトシとは一緒にいられないって事なんだ。
 ここで、肉便器として生きていく事に、(沈黙)なったから…。
 もう、いっぱい犯されて、クチマンコや、ケツマンコや、グチャマンコでたくさん奉仕させらて…、奉仕してきたからさ。

 ほら。

 カナエはうしろを向くと、スカートのホックを降ろした。それは、すとんと足下に落ちた。カナエは下着を履いていなかった。
  マジックで、「肉便器」「使い放題の牝豚マンコ」とお尻に描かれていた。そして、沢山の正の字。

  み、見えるかな?

 カナエは上身を前に倒して、カメラにお尻を突き出した。
 カナエのむき出しの性器からは、白い液体が垂れていた。

 正の字は、カナエのマンコに精液様を中出していただいた数だよ。先月でもう200は超えてて…。
背中の方まで…。

 カナエはTシャツを脱いだ。

 背中には、「中出しOK」と大きく書かれていた。その周りにもびっしり正の時が並んでいた。

 今月、生理が無いんだ。
 ごめんね、サトシのじゃない人の子をさずかっちゃった。

 こんな私も…、もう…、

 カナエは、こらえきれない風で、急に吹き出すように泣き出した。

 ああー、うわぁーん
 帰してよぅ、帰えせよぉ!

 立ち尽くして泣き声を上げる姿は、子供のようだった。

 映像が乱れて途切れた。

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