いじめ×年上の女=空港でのささいな話
九月の初旬にアメリカのどこかで、いろいろあって、航空関係各社がぴりぴりしていた時期の話。
私と、私の種違いの姉(2度留年しているので同じ学年)は修学旅行で、某国へ来ていました。
姉はもうぼろぼろのいじめられっこで、全学年の全生徒の間でも、有名な「何をしても大丈夫な便所女」でした。私はそんな姉が恥ずかしく、また私には妙に偉そうに振舞う姉が大嫌いで、あまり顔を合わせないようにしていました。
修学旅行中、私は友達と楽しく過ごし、姉のことはすっかり忘れていました。
空港でのことです。
金属探知機のゲートでアラームが鳴り、ふと読んでいた冊子から目を上げると、ゲートの前で、姉が赤い顔で立っていました。
係りの人(背の高い女性の白人の方でした)が、何か言いました。
ポケットのものを出すように言われたようです。
姉は、ポケットのものを出しました。それは、小さな卵型のものでした。ひとつではなく、3つほどポケットから出てきました。
いわゆるピンクローターなのは、遠目にもわかりました。
私は、周りをそれとなく見回しました。遠くから、姉の困る様を見て笑っている一団を見つけました。またいじめられているようです。
ピンクローターを見た係員は、姉を待たせて、内線電話を手にして、一言二言話しました。
大きな体格の警棒を持った係員と、銃を持った制服の男がやってきました。
姉は、まゆをひそめる係員にうながされてゲートをくぐります。
ブザーが鳴ります。
係員に指示されて、彼女は上着を脱ぎました。
彼女はTシャツを着ていましたが、明らかにサイズが小さく、胸の辺りはぱんぱんに盛り上がっていました。そして、ブラはつけていないらしく、Tシャツの生地を、乳首が突き上げています。大きめの乳輪の色までがわかります。
彼女は、服を着ているにもかかわらず、片手で弱々しく、胸の突起を隠しました。
怪訝な4人の係員にせかされて、もう一度ゲートをくぐります。
ブザーがなります。
一人が銃に手をかけて、やや離れたところでするどく彼女を見据えています。係員のぴりぴりした空気とは逆に、遠くでそれを見ているいじめっこたちは笑いをこらえきれない様子です。
係員は、手に持った機械を彼女にかざしました。胸元から、腰にさしかかったところで、機械が反応しました。
係員が何か言いました。
彼女は、短しスカートを、がばっとたくしあげました。
バイブがねじ込まれていました。パンツの底を円筒形に押し上げて、ゆっくり回転していました。
彼女は、半泣きで、えへへ、と笑いました。
半分きれかけの係員に連れられて、彼女は別室に消えました。
私は、視線を冊子に戻しました。
姉のことは考えないようにしました。